一方、トッテナム戦を得意とするミトロビッチのフィジカルを生かしたカウンターを起点に反撃を試みるフルアムは12分に絶好機。ミトロビッチがスペースに落としたボールに反応したベシクタシュからの新戦力バベルがDFを振り切ってボックス内に侵入し左隅を狙ったシュートもこれはGKロリスのビッグセーブに遭う。
ダービーらしい緊迫感のある攻防が続く中、意外な形から試合が動く。
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17分、フルアムの右CKの場面でキッカーのセリがアウトスウィングのボールを入れると、ゴール前のジョレンテのクリアミスがゴール右隅に決まり、前節2つのオウンゴールを献上したフルアムが今節は相手のオウンゴールで先制に成功した。
不運な形から先制を許したトッテナムはすぐさま反撃。23分には左サイドを攻め上がったヴェルトンゲンからの絶妙なアーリークロスをゴール前のジョレンテが頭で合わせるが、これは同胞GKセルヒオ・リコの正面を突く。その後は3バックの一角が積極的に攻撃参加するなどリスクを冒して攻勢に出るが、中央を固める相手を崩し切るまでには至らず。逆に、前半終了間際の41分にはバベルの左クロスをボックス右のシュールレに完璧なボレーで合わせられるが、ここはGKロリスがビッグセーブ。このこぼれをミトロビッチに流し込まれるもこれはオフサイドとなった。